展覧会
特別展「江戸の戯画 ―鳥羽絵から北斎・国芳・暁斎まで」
.jpg)
概要
歌川国芳「きん魚づくし ぼんぼん」 個人蔵(通期展示)
太平の世が続いた江戸時代には、多くの戯画(ぎが)が描かれました。一口に戯画といっても多種多様なものがありますが、本展では「鳥羽絵」をキーワードに江戸時代の戯画をご紹介します。
鳥羽絵は、広く戯画や漫画を指す言葉として使われることもありますが、より限られた意味では、18世紀に大坂を中心に流行した軽妙な筆致の戯画を指します。そこに描かれる人物は、目が小さく、鼻が低く、口が大きく、極端に手足が細長いという特徴を持ち、その名は国宝「鳥獣人物戯画」の筆者と伝えられてきた鳥羽僧正覚猷(とばそうじょうかくゆう)に由来するものとされます。
鳥羽絵は、18世紀の大坂で鳥羽絵本として出版され、その人気は近代にまで及びました。また、上方に留まらず、江戸の浮世絵などにも影響を与えています。鳥羽絵を洗練させたとされる大坂の「耳鳥斎(にちょうさい)」はもちろん、鳥羽絵本の影響を受けたと考えられる江戸の「北斎(ほくさい)」や「国芳(くによし)」、そしてその流れをくむ「暁斎(きょうさい)」など、時代や地域により変化しながらも、笑いの感覚は脈々と受け継がれてきました。
本展では、そのような流れを追いつつ江戸時代の戯画のエッセンスをご覧いただきます。また、歌川国芳の「金魚づくし」シリーズ全9点がそろうのも見どころの一つです(前期のみ)。 笑いを文化として発展させてきた大阪の地で、多彩な笑いの世界をご紹介します。(出品予定作品:約280件)
概 要
----------------------------------------------------------------
会 期:2018年4月17日(火)~6月10日(土)
[前期]4月17日(火)~5月13日(金)、[後期]5月15日(日)~6月10日(土)
時 間:午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日 ※災害などにより臨時で休館となる場合あり。
料金:一般 1,400円(1,200円)、高大生1,000円(800円)
※( )内は、20名以上の団体料金
※中学生以下無料(要証明)。
※障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)。
※本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。
お問合せ:06-4301-7285(大阪市総合コールセンター)
----------------------------------------------------------------
特別展「江戸の戯画 ―鳥羽絵から北斎・国芳・暁斎まで」 フォトギャラリー
※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為は法律で禁止されています。
※ 情報は取得時のものです。お出かけの際にはオフィシャルサイトにて情報のご確認をお願いいたします。
情報に誤りを発見された場合、ご連絡をお願いいたします。>> お問い合わせフォーム
歌川国芳「きん魚づくし ぼんぼん」 個人蔵(通期展示)
太平の世が続いた江戸時代には、多くの戯画(ぎが)が描かれました。一口に戯画といっても多種多様なものがありますが、本展では「鳥羽絵」をキーワードに江戸時代の戯画をご紹介します。
鳥羽絵は、広く戯画や漫画を指す言葉として使われることもありますが、より限られた意味では、18世紀に大坂を中心に流行した軽妙な筆致の戯画を指します。そこに描かれる人物は、目が小さく、鼻が低く、口が大きく、極端に手足が細長いという特徴を持ち、その名は国宝「鳥獣人物戯画」の筆者と伝えられてきた鳥羽僧正覚猷(とばそうじょうかくゆう)に由来するものとされます。
鳥羽絵は、18世紀の大坂で鳥羽絵本として出版され、その人気は近代にまで及びました。また、上方に留まらず、江戸の浮世絵などにも影響を与えています。鳥羽絵を洗練させたとされる大坂の「耳鳥斎(にちょうさい)」はもちろん、鳥羽絵本の影響を受けたと考えられる江戸の「北斎(ほくさい)」や「国芳(くによし)」、そしてその流れをくむ「暁斎(きょうさい)」など、時代や地域により変化しながらも、笑いの感覚は脈々と受け継がれてきました。
本展では、そのような流れを追いつつ江戸時代の戯画のエッセンスをご覧いただきます。また、歌川国芳の「金魚づくし」シリーズ全9点がそろうのも見どころの一つです(前期のみ)。 笑いを文化として発展させてきた大阪の地で、多彩な笑いの世界をご紹介します。(出品予定作品:約280件)
概 要
----------------------------------------------------------------
会 期:2018年4月17日(火)~6月10日(土)
[前期]4月17日(火)~5月13日(金)、[後期]5月15日(日)~6月10日(土)
時 間:午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日 ※災害などにより臨時で休館となる場合あり。
料金:一般 1,400円(1,200円)、高大生1,000円(800円)
※( )内は、20名以上の団体料金
※中学生以下無料(要証明)。
※障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)。
※本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。
お問合せ:06-4301-7285(大阪市総合コールセンター)
----------------------------------------------------------------
特別展「江戸の戯画 ―鳥羽絵から北斎・国芳・暁斎まで」 フォトギャラリー
※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為は法律で禁止されています。
※ 情報は取得時のものです。お出かけの際にはオフィシャルサイトにて情報のご確認をお願いいたします。
情報に誤りを発見された場合、ご連絡をお願いいたします。>> お問い合わせフォーム
-
2018.9.22(土) 〜 2019.1.14(月)
-
2019.2.16(土) 〜 5.12(日)
-
2019.2.16(土) 〜 5.12(日)
※ 情報は取得時のものです。お出かけの際にはオフィシャルサイトにて情報のご確認をお願いいたします。
情報に誤りを発見された場合、ご連絡をお願いいたします。>> お問い合わせフォーム
ホテル
グルメ
-
芸術の都フランス・パリが日本一色に染まる! 大規模な日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018:響きあう魂」がまもなく開催。
2018 年 07 月 09 日 黒木杏紀 -
この夏、子供と一緒に行きたい美術館(東京編)
2018 年 07 月 25 日 Seina Morisako -
この夏、子供と一緒に行きたい美術館(大阪、京都編)
2018 年 07 月 31 日 Seina Morisako -
アート×猫 ~江戸時代の國芳の浮世絵作品に見るアートと猫の心いやされる関係~
2018 年 03 月 22 日 園城寺 希 -
2018年【大阪】国立国際美術館 周辺ランチ・グルメおすすめ9選!:腹が減ってはアートは見れぬ
2018 年 07 月 21 日 ぱたぱた -
MINGEI 民藝- Another Kind of Art 展
2018 年 10 月 08 日 ARTLOGUE 編集部 -
2018年【大阪】大阪市立東洋陶磁美術館 周辺ランチ・グルメおすすめ10選!:腹が減ってはアートは見れぬ
2018 年 07 月 30 日 ARTLOGUE 編集部 -
『クマのプーさん展』
2018 年 08 月 02 日 ARTLOGUE 編集部 -
酒呑童子絵巻 ―鬼退治の物語―
2018 年 08 月 02 日 ARTLOGUE 編集部 -
江戸の園芸熱 -浮世絵に見る庶民の草花愛-
2018 年 12 月 20 日 ARTLOGUE 編集部 -
特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」
2018 年 08 月 02 日 ARTLOGUE 編集部 -
憧憬の西洋 服部一郎コレクション近現代絵画展
2018 年 08 月 02 日 ARTLOGUE 編集部 -
オープン・スペース 2018 イン・トランジション
2018 年 08 月 02 日 ARTLOGUE 編集部 -
「これぞ暁斎!世界が認めたその画力」Bunkamura ザ・ミュージアム フォトレポート 34枚
2017 年 03 月 08 日 ARTLOGUE 編集部 -
草間彌生 永遠の南瓜 展
2018 年 10 月 09 日 ARTLOGUE 編集部 -
美のスターたち ―光琳・若冲・北斎・汝窯など名品勢ぞろい―
2018 年 08 月 02 日 ARTLOGUE 編集部 -
ほとけをめぐる花の美術
2018 年 08 月 02 日 ARTLOGUE 編集部 -
アルヴァ・アアルト もうひとつの自然
2018 年 09 月 18 日 ARTLOGUE 編集部 -
清川泰次 昭和の学生旅行
2018 年 08 月 11 日 ARTLOGUE 編集部 -
新素材研究所・ -新素材×旧素材-
2018 年 12 月 20 日 ARTLOGUE 編集部

あなたのデスクトップにアートのインスピレーションを
ARTS WALLは、常にアートからの知的な刺激を受けたい方や、最新のアートに接したい方に、ARTLOGUEのコラムや、美術館やギャラリーで今まさに開催中の展覧会から厳選したアート作品を毎日、壁紙として届けます。 壁紙は、アプリ経由で自動で更新。